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ヒュドラウリス(水力オルガン) Hydraulus(Hydraulis)
ヒュドラウリス(水力オルガン)

ヒュドラウリスは「水力オルガン」または「水オルガン」と訳されている。 名前の語感だけだと、水をパイプの笛に流し込んで音を出しつつ ”ピュー”と一方から噴水のように水が吹き出ているのを想像したりしてしまうが、そうではない。 水の圧力を利用したオルガンだ。
紀元前264年にエジプトのアレキサンドリアに住むクテシビオスという人物が水力オルガンを作ったとある。 水力オルガンは、吹子(ふいご)で水タンクに空気を送り、水タンク内の水圧で空気をはき出して音を出す。 このオルガンは、剣闘士の試合の時など、野外イベントで使われたりしたらしい。
教会やコンサートホールにあるパイプ・オルガンの原型となるものである。
hydrは水で、aulusはアウロス(aulos)だろう。合成すると hydraulus になる。直訳すると水オルガンではなく水笛のほうが正しいね。
でまた、水力オルガンは、エジプトではなくギリシャで生まれた楽器だという説もある。 最初にエジプトで作られたのだけど、ギリシャでニュースになったので、ギリシャ生まれとなったようでもあるし、どうなんだろう。
水力オルガンの構造

パイプオルガン | ストリート オルガン | アウロス



私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
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