ラッパのマーク
お馴染みの大幸薬品 正露丸のトレードマークである。
征露丸という名で通っている明治時代からの胃腸薬であるが、大幸薬品として売りだしたのは、昭和21年(1946年)柴田音治郎が大阪府吹田市で株式会社を設立してから。
商品名は「忠勇征露丸」だった(後に商品名は「正露丸」となる)。
当時は、地球の中心に「誠」という文字が配置されたマークであったが、昭和47年(1972年)に、このラッパマークが制定された。
このラッパは、音楽を演奏する楽器というより、信号を周りに伝える道具としてのラッパ(ビューグル)である。
信号ラッパ、号音ラッパ、進軍ラッパとも呼ばれ、主に軍隊で使用された。
私家版 楽器事典 / 楽器図鑑 がっきじてん
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