カバサ
Cabasa
カバサは中南米発祥のラテン音楽によく使われる。
球または円筒形の外側に糸で繋がった玉が巻きついている。クルクル回したり、手で玉を撫でつけたりして音を出す。 カバサはポルトガル語で瓢箪(ひょうたん)のようで、もともと瓢箪で作ったのだろうな。
イラストのような円筒形をしたカバサはLP社が開発・販売し普及したもの。
アフリカにはシェケレという楽器があってカバサと同じ作りをしている。
ちなみに、日本にはカバサと似た楽器で ソロバン がある。
軸を中心にしてクルクル回す。 手で玉を撫でつける。
また、マラカスのように楽器そのものを振る方法もある。
ヒョウタンを模倣した 丸い形のカバサ
シェケレ
ソロバン
パカイ(豆シェーカー)
私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
gakki jiten