ギター
Guitar
世界中、あらゆるジャンルで、これほど普及した楽器はない。
ギターの普及を機能的な面から説明するならば、
持ち運べることができる。和音が出る。リズムをとることができる。メロディを弾くことができる。音量は大きすぎず小さすぎず。
歌うことができる。また、そんなに高価ではなく適当な値段である。
これら特徴は何もギターに限ったことではない。ただ、ギターはこれら総ての特徴が他の楽器より優れているところが多く、調和がとれている。
和音(コード)が出る楽器なんていくらでもあるんだけれど、
メジャー、マイナーだけではなく、m7、dim、aug なども弦を押さえるパターン習得するだけで表現できる。
かくして、独奏のための楽器ではなく歌うための楽器として、というより唄とギターは一体となって表現方法のカタチになった。
さらには、2台のギターで和音とリズムを弾く係り、メロディーを引く係り編成すれば、これだけで立派なアンサンブルとしての楽曲を奏でることだって可能だ。
1960年ごろアマチュアの音楽家が大繁殖した。
「唄とギターは一体となって表現方法のカタチになった」ということが大繁殖の理由だろう。
憧れのアーティストはピーターポール&マリーだったかもしれない。ビートルズだったかもしれない。寺内タケシだったのかもしれない。
当時、私は中学生だった。
人々に愛されもし、また嫌われもしたギター。
私にとってギターには深い思いがあるのでつらつら書きつづると楽器事典ではなくなってしまうので、これくらいにしておこう。
ガットギター
|
10弦ギター
|
フォークギター
|
12弦ギター
テナーギター
|
ドブロギター
|
エレクトリックギター
私家版 楽器事典
/
楽器図鑑 gakki jiten
|