
ムリダンガム
Mridangam
南インドで使われている両面の太鼓。
mrid は土の意味、angam は胴体の意味。旧いムリダンガムは土の胴体でつくられていたようだけど現在は木製。
演奏は、横にして両面を両手で叩く。
皮は2重〜3重に張られており独特の音色が出る。またビーンというノイズを含んだ音を出せるのも特徴。
同じくインドの北で使われているよく似たパカワジよいう太鼓があるが、作りが微妙に異なる。ムリダンガムもパカワジも、この両面太鼓を二つに分けたのが「タブラとバヤ」だと伝われている。

私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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