沖縄の楽器は・・・
沖縄の楽器は中国の影響を大きく受けている。
三線は、中国の三弦(サンシェン)が伝わったもの。
琉球時代の首里城では 笙や二胡、銅鑼など中国の楽器が楽曲に使われており、ウシブラ、ウマブラとかいう面白い名前の金管楽器もパレードやセレモニーに使われている。このラッパの類も中国から伝来したものだ。
考えてみれば、沖縄だけでなく日本の楽器のほとんどが大陸からやってきたんだけどね。
沖縄の音階
沖縄音階とか琉球音階とか呼ばれている独特の音階は、「レ」と「ラ」がない。ハ長調(Cスケール)の場合は下のようになる。
でもね、時々「レ」の音が入ったりもするんだね。
ともあれ、これは西洋音楽のスケールを基準にしたもの。そもそも世界各国微妙に違う音程で高さを持っている。
「ド」の周波数は何ヘルツで、とかそういう物理的解析まで立ち入ってはいけない。
沖縄へ行った時に土産店で買った楽器
左の笛はプラスチックのオモチャでよくある笛。筒の中にピストンがついていて無断階に音程を変えるようになっているやつ。竹で作られたこの笛は「オカリナトロンボーン」とか怪しげな名前が付いていた。
右の三板は、店のお兄さんが琉球松でできていると力説していた。3,500円。
インターネットで検索してみると黒檀で2,500円だった。よく分からないけれども琉球松より黒檀の方が高級だよね。おそらく。
さすがに、土産店で三線は売ってなかった。 (2013年 2月)
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