リード オルガン
Reed organ
教会なんかに設置してあるでかい
パイプオルガン
。これがいわゆるオルガンだ。
でも、日本では保育所や小学校で
リードオルガン
が普及したからだろうね、オルガンと言えばこのリードオルガンのこと。
空気を送り込んでリードを震わせて音を出す。 リードオルガン、アコーディオン、ハーモニカなどは、音の高さごとに複数のリードを持っており、このリードをフリーリードという。
リードで鳴るオルガンには二種類あって、フランスで考案されたハーモニウムと、アメリカで発達したリードオルガンがある。
ペダルを踏んで吹き出した空気でリードを振るわせる仕組みの楽器はハーモニウム(吐気式)という。 ペダルを踏んで空気を抜いて真空にして(実際には真空にはならないだろうから気圧を低くして)空気を吸い込んでリードを鳴らす仕組みの楽器はリードオルガン(吸気式)。
この区別は現在では曖昧で、吐気式と吸気式の区別はこの名前の通りにはなっていないようだ。
パイプオルガン
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ハーモニウム
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バンドネオン
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キーボード
フリーリード
私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
gakki jiten