楽器辞典 楽器の名前
トロンバ マリーナ Tromba marina / Trumscheit トロンバマリーナ
1本の弦。弓で弾く。1.5メートルから大きいな物では2メートルほど。 構え方はチェロのようだけど2メートルもあるようなのは座っては無理。立って演奏する。

この楽器の特徴は、バイオリンなどのフラジオレット(ハーモニクス)のような奏法で、ヘッドに近い方を弓で弾くこと。 倍音だけで演奏するわけだ。
もう一つの特徴は、ブリッジに「サワリ」がついているということ。

トロンバマリーナのブリッジ
トロンバマリーナのブリッジ
ブリッジは片方の脚で支えられており、もう一方はゆるく本体に接触している。これによってブリッジの振動がビリビリと伝わり、独特の音色と強い音が出るようになっている。

名前の意味は「海のトランペット」。英語ではトランペット・マリーン。なぜそう呼ばれるのか詳しいことは分からない、と、とある本には書いてあった。 海上で起きる水の竜巻のことをスペインなどではトロンバマリーナというようだけど、たしかに竜巻の形に似ている。関係あるのだろうか。さあ分からない。
南フランスでは、今もなお民族楽器として使われているらしい。

この楽器はトルムシャイト(Trumscheit)と呼ばれることもある。
トロンバ マリーナ

コントラバス ハーモニクス

私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
gakki jiten