雲鑼
ユンルオ/うんら
中国の楽器。
小さな銅鑼(どら)を木の枠に並べてある。
厚みや大きさが変えてあり、それぞれ固有の音程を持っている。 10個の銅鑼を並べてあるのが本来の姿のようだが、多いものでは30個以上の銅鑼が配置されているものもある。
日本語よみで「うんら」
中国では初め、吊り下げ型の鉦(しょう)が軍楽に用いられたが、6世紀ごろ西方から薄手の鑼(ら)が伝わり、鉦より普及した。
鑼は仏教、道教、チベット仏教(ラマ教)などの寺院の儀礼に用いられるようになったほか、京劇にも取り入れられ、場面に応じて異なる大きさ、音色のものが使い分けられる。 また、厚みの異なる鑼を木枠に垂直配置したゴング・チャイムを雲鑼(うんら)という。
(
Yahoo百科事典より引用 : 2012年当時の文面を表示させていただいております)
銅鑼(どら)
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方響(ほうきょう)
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コンウォン
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