楽器 事典    楽器の分類/楽器の種類 楽器と人物    楽団/バンド/民衆音楽 楽器の材料 各国/世界の楽器/民族楽器

楽器と人物

イエペス(ナルシソ・イエペス/Narciso Yepes)
1927-1997
ナルシソ・イエペス スペインのギタリスト。24歳の時、映画「禁じられた遊び」の音楽の編曲・構成し、一本のギターだけで演奏した。 1960年代には、倍音の共鳴を高めた10弦ギター の発案。


クリストフォリ(バルトロメオ・クリストフォリ Bartolomeo Cristofori)
1655-1731
クリストフォリ イタリアの楽器製作者。
大きな音も小さな音も出るチェンバロ・・・現在のピアノを発明した人物とされている。


サックス (アドルフ・サックス/Antoine Joseph Adolphe Sax)
1814-1894
アドルフ・サックス ベルギーの楽器製作者。楽器製造業の家庭に生まれ、アドルフ・サックスも若いころから楽器製作をはじめた。フランスで亡くなり墓地もフランスにある。
サクソフォーン , サクソルン の発案・製作。


ストラディバリ(アントニオ・ストラディバリ/Antonio Stradivari)
1644ぐらい-1737
ストラディバリ イタリアの弦楽器製作者。
ストラディバリウスの銘を持つバイオリンは特に有名。 バイオリンの製作が有名であるが、ビオラ、チェロも作っている。


スーザ(ジョン・フィリップ・スーザ/John Philip Sousa)
1854-1932
ジョン・フィリップ・スーザ マーチの王と呼ばれるアメリカの作曲家。
マーチの最高傑作「星条旗よ永遠なれ」は1896年に作曲。
スーザフォン の発案。


テルミン(レフ・テルミン/Lev Sergeyevich Termen)
1896-1993
レフ・テルミン ソ連(現在のロシア)の物理学者。1920年に実用的な電子楽器としては世界初の テルミン を開発・製作。


ハモンド(ローレンス・ハモンド/Laurence Hammond)
1896-1973
ローレンス・ハモンド 波の刻まれた金属製の円盤(トーンホイール)を回転させて、その波を電気的に拾いあげて音源とした電気楽器を作った。
ハモンド・オルガン の開発・製作。


フランクリン(ベンジャミン・フランクリン/Benjamin Franklin)
1706-1790
ベンジャミン・フランクリン 凧をあげて雷が電気であることを見抜いたことで有名。 アメリカ合衆国の物理学者であり政治家でもある。 グラス・アルモニカというガラスの円盤を回して鳴らす楽器を作った。


ベーム(テオバルト・ベーム/Theobald Bohm)
1794-1881
テオバルト・ベーム 現在のフルートを完成させた楽器製作者であり、音楽家でもある。フルート奏者としても一流であった。
ベーム式フルート の発案・製作。


ホイートストン(チャールズ・ホイートストン/Charles Wheatstone)
1802-1875
チャールズ・ホイートストン イギリスの物理学者。
電気関連の研究や開発、音の伝播や固有振動、楽器など音響の研究を行い、楽器も作っている。
シンフォニウム , コンサーティーナ の発案・製作。


マルトノ(モーリス・マルトノ/Maurice Martenot)
1898-1980
モーリス・マルトノ フランスの音楽教育者。
科学の発展を芸術表現に応用し、新たな表現方法で新しい音楽作りたい。彼の願いは、誰も聞いたことのない音の領域。
それが、オンド・マルトノ


ミュステル(オギュスト・ミュステル/Auguste Mustel)
チェレスタ フランスの楽器製作者。
鍵盤のアクションで金属板を叩くチェレスタを製作。1886年に特許を取得した。


モーグ(ロバート・モーグ/Robert Moog)
1934-2005
ロバート・モーグ ニューヨーク生まれの電子工学者。モーグ・シンセサイザーの開発で知られる。
71才で亡くなった時、いくつかのプ製品は開発途中であり、モーグの机には開発中の設計回路図が残されていたという。


ワーグナー(リヒャルト・ワーグナー/Wilhelm Richard Wagner)
1813-1883
リヒャルト・ワーグナー 19世紀のドイツの作曲家、指揮者。「歌劇王」の別名で知られる。
ワーグナーチューバは、ワーグナーが「ニーベルングの指環」の上演にあたり、新たな音色を求めて編成に採り入れた楽器。


大倉 喜七郎(おおくら きしちろう)
1882-1963
大倉財閥2代目、男爵。 日本音楽・西洋音楽ともに造詣が深く、フルートと同じ運指演奏ができる金属製の尺八(オークラウロ)を考案製作した。 多趣味であり、ヨーロッパのカーレースにも参加したらしい。


千葉みはる(ちば みはる)
ミハルス/教育用カスタネット スペインのカスタネットをヒントに教育用楽器として考案した。
赤と青の丸い二枚貝のような、あのカスタネットだ。ミハルスという名前がついているが、 単にカスタネットと呼ばれてる事のほうが多い。


森田吾郎(もりた ごろう)
1874-1952
大正琴/名古屋ハープ 名古屋生まれ。タイプライター式の押しボタンを使った撥弦楽器を考案。大正時代であったことから 大正琴と名付けられた。日本だけではなくナゴヤハープという名称で輸出もされた。


山葉寅楠(やまは とらくす)
1851-1916
1888年、オルガンの修理をきっかけにして、浜松に山葉風琴製造所として事業を始めた。 日本楽器製造そして現在のヤマハの創業者である。


キャラクタと楽器
チャルメラおじさん
くいだおれ太郎
スナフキン
弁財天
牛若丸
マネの笛を吹く少年
キリギリス
セロ弾きのゴーシュ

絵画

フェルメールの絵画に登場する楽器


私家版 楽器事典 / 楽器と人物
gakki jiten