楽器について、Yahoo!百科事典で調べよう。
日本の楽器
琵琶(びわ)
中国、朝鮮、日本のリュート属撥弦楽器。中国、朝鮮では「ピパ」とよばれる。
日本へは奈良時代に中国から伝来したが、その起源はおそらくペルシアにあると考えられる。
ササン朝ペルシア(3〜7世紀)のバルバットbarbatという木製・曲頸(きょくけい)洋ナシ形胴の弦楽器がイスラム時代にウードとなり、アラビア商人によって広く伝播(でんぱ)し、ヨーロッパではリュートに、アジアでは琵琶となった。
琵琶の名はこのバルバットに由来するという説、弾弦の往復運動を表す漢語という説などがある。
(Yahoo百科事典より)
胡弓(こきゅう)
広義には東洋の弓奏弦楽器の総称、狭義にはそれらのうち日本で用いられているものをいい、鼓弓または小弓とも書く。
胡弓は日本でほとんど唯一の弓奏弦楽器で、三味線の改造とも沖縄の胡弓の改造ともいわれる。さらに、ヨーロッパのレベックを模したという説もある。
3弦と4弦の2種があり、形は三味線に似てやや小さく全長約70センチメートル、演奏の際にはこれを膝(ひざ)の上、ないし両膝の間に立てて持ち、馬の尾を張った長い弓で弦をこする。
(Yahoo百科事典より)
|