私家版 楽器事典


楽器一覧 気鳴楽器
セルパン Serpent

セルパンは西洋の古楽器。低音管楽器として1800年ごろまで使われていた。
クネクネとまるでヘビのような管楽器。その通り、serpent はヘビ(フランス語)のことであり、楽器の名称としてそのまんま「ヘビ」と名付けた*

木材で作られており、表面になめし革を巻きつけてあったりする。木製であっても、マウスピースの形状からして、くちびるを震わせて音を出す金管楽器に分類される。 まだ、バルブが開発されていなかった時代であるので、金管楽器であるが穴を指でふさいで音高を変化させる。

1800年代の初期にオフィクレイドという楽器が現れ、セルパンはすたれてしまうこととなった。 しかしながら、オフィクレイドも穴を指でふさぐ方法を採っており、バルブが開発された頃からピストン・バルブが備わったチューバの類が主流となった。

セルパン serpent
Serpentは英語ではサーペント。スネーク(Snake)と同じく「ヘビ」のことであるが、サーペントは大蛇とか毒蛇などを指す時に使われる。英語圏では「恐ろしい」とか「嫌な」を強調する場合に使われるようだ。
シー・サーペントというのは、海に棲む龍のような架空の怪物の名。

オフィクレイド | イングリッシュ・バスホルン
* そのまんまの名前
名前を付けるのが面倒くさかったのか、愛称として呼んでいたのがそのまま正式名称になったのか。
あえん(亜鉛) = ツィンク zink
あご(顎) = キハーダ quijada
くじゃく(孔雀) = タウス taus
くだ(管) = チューバ tuba
げん(弦) = タール tar
さんかく(三角)=トライアングル triangle
つの(角) = ホルン horn
つばさ(翼)= フリューゲル Flugel
はこ(箱) = カホン cajon
はこ(箱) = カヒータ cajita
まないた= ハックブレット Hackbrett
へび(蛇) = セルパン serpent
マラカの実 = マラカス maracas

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gakki jiten