楽器の名前一覧(吹く楽器)
アコーディオン Accordion

ピアノ式鍵盤のコーディオン
ピアノ式鍵盤のコーディオン
ボタン鍵盤のコーディオン
ボタン鍵盤のコーディオン
バジェナートで使われるボタン式のアコーディオン
バジェナートで使われる
ボタン式のアコーディオン
日本では、ピアノ式の細長い鍵盤のアコーディンが普及しており、丸いボタンの鍵盤はあまり見かけない。
日本では馴染みが薄いものの、ボタン式は平面的にギュッと密集しているので音域が広く設計できるし、演奏時も音の跳躍がスムーズであるなどでヨーロッパやロシアではよく使われている。
中国や日本では漢字で「手風琴」。リード・オルガンは「風琴(ふうきん)」なので、抱えて両手で操作するので「手」がついたのだろう。 明治時代には、Accordion をどう聞き間違ったか、そのまま日本独自読みしたかで「アツコルジヲン」とかいうカタカナ表記もあったりした。おそらく、アルファベットの並びを「アッコルジオン」と読んだんだろうね。
まあ、Organ(オーガン) がオルガンになるくらいこのことはありだろうが、オルガンを意味するオランダ語 orgel(オルゲル)が なぜか オルゴール に訛って別の楽器に名付けてしまったといったこともあったり ・・・
さらには楽器と直接関係ないけど「What time is it now?」を「掘ったイモいじるな」と日本語に当てはめたりしてね。外国の文化を日本流に取り入れるのが得意な日本人ではあるけれども、当時はいろいろとご苦労なさったに違いない。


ペダル アコーディオン Pedal Accordion
ペダル アコーディオン Pedal Accordion/Harmonia pedalowa
ペダル アコーディオンは、ポーランド・ワルシャワのメーカーで作られたアコーディオン(ポーランド語では Harmonia pedałowa)。
足元に二つの蛇腹付き鞴(ふいご)を取り付けて、アコーディオン本体にパイプで空気を送り込む仕組みになっている。 本体の蛇腹はアクセントを強調する場合に使われるくらいで、演奏時には ほとんど使われない。
1900年頃に作られ、ポーランド中央部のマゾフシェ(mazowieckie)地方では特に人気があったという。 あちこち小さなメーカーでも受け継がれて作られていたようだが、広くは普及しなかった。
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