ネイアンバーンはイランのバグパイプ。
Ney は笛で、anban はバッグのことらしいので、文字通り英語でいう Bag pipe だ。
|
バグパイプはヨーロッパで広まって発達している楽器だけど、もともと中近東あたり(トルコ・イラン・アフガニスタンなど)で生まれたという。
イランのバグパイプは、バグパイプがバグパイプであるための素朴なカタチをしている。ヒツジかヤギかの前足の片方から息を吹き込んで、もう片方の前足に笛が付いている。
チャンターは複管で、並んだふたつの孔を同時に指でふさいで音程を変化させる。
|