楽器の名前 吹く楽器
オークラウロ Okraulo

オークラウロ okraulo
オークラウロは、大倉喜七郎 が昭和の初期に考案した楽器。
尺八の歌口、そしてフルートの ベーム・システム を取り入れている。製作し世に出たのは1935年(昭和10年)。 名前は okra と aulos を合体させて名付られている。
オークラウロの歌口 オークラウロの歌口は、円筒部分を斜めに切り取った形であり、尺八と同じ構造を持っている。
まったくもって余談ではあるのだけれど ・・・・
オークラウロという名前。どこにアクセントをもってくるのがいいのだろう。「ークラ・ロ」と発音するのと「ーク・ウロ」と発音するのでは、随分と印象が違ってくる。
大蔵を意識して「オークラ と ウロ」に分割したような発音をすると、なにかしらモッチャリして、「うろ覚え」とかいう使い方があるように、「空虚な」とかいう意味の「ウロ」がどこか意識のなかにひっかかる。
「オーク と ラウロ」を分割したような発音にすれば、これはスッキリした印象。カタカナ日本人も、どこかヨーロッパの言語っぽくてカッコイイ名前にきこえる。ただし、大蔵という名前が切り取られて、せっかくの固有名詞が埋もれてしまうことになる。

どうすればいいのだろう ・・・・
と、私が悩むこともないのだけれど、例えば単純に、 オークラ・パイプ(okra pipe) とかにすればよかったのにと思ったり。 また、 アウロス(aulos) を後ろにくっつけるのではなく、古来よりエア・リード楽器の総称でもある フラウト(flauto) をくっつけると オークラウト(orklauto)となり、 この方がいいのではとも。この場合は「ーク・ウト」という発音になってしまうのは致し方ないところか。


私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
gakki jiten