モリンホール/馬頭琴
弦をこすって音を出す/弓奏楽器/擦弦楽器
モンゴルの民族楽器。
チェロや中国の二胡と同じ、弓でこすって音を出す。 弦を支えて響かせるための胴体の部分にブリッジ(駒)は二つある。 多くの弦楽器が胴部分にブリッジを採用しているが、馬頭琴はネックの部分にも移動できるブリッジが付いている。 弦は2本。一般的な弦楽器とは弦の張り方が逆で、逆で1弦が太くて低音、2弦が細くて高音である。
頭部分が馬をかたどっているだけではなく、弓は例のごとく馬のシッポを使っている。弦も馬のシッポを束ねて使っていたこともあったようだが、現在ではナイロンの弦が主流らしい。