一節切
ひとよぎり
一節切は日本の楽器(笛の仲間)。一節分の長さの竹で作られているのがその名前の由来。室町から江戸初期にかけて流行した。尺八がアルトなら。一節切はソプラノというところか。
トンチで有名な一休さんも、この笛を愛用していたという。
ひとよぎりを「一夜きり」におきかえると、ちょっと色っぽくなる。
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夕べのことはもうきかないで・・・
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あなたが噛んだ小指が痛い きのうの夜の小指が・・・
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夕べあんなに燃えながら今朝は知らないふりをして・・・
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逢うときにはいつでも他人の二人・・・
とかね。
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尺八
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天吹
エンドブロウン・フルート/シャクハチ類の木管楽器
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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