楽器図鑑/楽器の名前/カンジーラ
khanjira
インド、パキスタンのタンバリン型の片面枠太鼓。南ではカンジーラ、北ではカンジャリkhanjariとよぶ。
南のものは直径約26センチメートル、厚さ約6センチメートルの円形木枠にトカゲの革を1枚張り、内側に金属片などをつけた横木を渡す。
北のものはやや薄型で、直径約30センチメートルの円形木枠に対(つい)の小型シンバルを数個つけ、ヒツジなどの革を1枚張る。
両方とも通常左手で持ち、右手の指や手のひらでたたいて、音色変化に富んだリズムを生み出す。
南ではおもに芸術的古典音楽に、北ではバジャンなどの民俗音楽に用いられる。(がっきじてん)
(Yahoo!百科事典より引用)
インドの太鼓/カンジーラ