ガムランの楽器/サロン(saron)
ガムランは、インドネシアの伝統的な合奏、またはその楽器群を指す。打楽器が中心の合奏音楽。30種類もの楽器を並べて演奏することもある。
インドネシア、ジャワの旋律打楽器。装飾を施した木製の共鳴台の上に金属製(青銅など)の分厚い板を6〜8枚、並べたもの。ガムランの鉄琴。
木または角製の槌でたたき、打奏後、一方の手で板を押さえ消音しながら奏する。
音域の低い順に、サロン・ドゥムン、サロン・バルン、サロン・パヌルスなどとび、それぞれスレンドロ音列用、ペロ音列用に調律され、2台1組(計4〜8台)で使われ、主要旋律およびその分割装飾を受け持つ。
旋律打楽器
打楽器のうち、音程を出せる楽器(つまりメロディを奏でることができるものを旋律打楽器として分類することがある。