スライド トランペット
Slide Trumpet
English slide trumpet
19世紀には、各国でバルブ装置が取り付けられるようになったが、イギリスではナチュラルトランペットの外観を保ったままスライドで音程を変える楽器が使われた。
王家の旗を付けるのにこの長さが便利だったようだ。そのためイングリッシュ・スライド・トランペットとも呼ばれる。
右手の指で、クイッとレバーを引くと 後ろ方向にパイプが伸びる。U字形パイプはスライドして伸びると右耳あたりにくる。
直線部分のパイプが伸びるスライド トランペット
このパイプのスライドトランペットは、U字形部分ではなく、マウスピース近くの直線部のパイプがスライドする。
なので、ベルを含んだほぼ全体を前後に押し引きすることになる。
パイプを伸ばすと、楽器全体がビヨーンと長くなる。
スライドトランペットとソプラノトロンボーンはどこが違う。
現在のトランペットはバルブがついているが、このバルブをスライドにしたものをスライドトランペットと呼んでいる。
また、トロンボーンの小型版はソプラノトロンボーンという。
スライドトランペットとソプラノトロンボーンとどこが違うかというと、同じなんだよね。
スライドトランペットはトランペットで、ソプラノトロンボーンはトロンボーンだ。でも、やっぱり同じなんだよね。
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