スピネットは16〜18世紀の西ヨーロッパを中心に流行した家庭用の小型鍵盤楽器。 多角形のハープシコード(チェンバロ)を小型にしたような外観をもつ。 仕組みが簡単で手入れや持ち運びが容易でありハープシコードと比べ安価であった。 そのためか当楽器が流行した時代には王侯貴族のみならず、音楽好きな一般市民も所有していたという。 また鍵盤奏者の自宅練習用楽器でもあった。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用 スピネット