楽器の名前
コントラバス Contrabass
コントラバス
オーケストラで使われる場合はコントラバスと呼ぶが、この楽器は色んなジャンルの音楽に顔を出す。 だから、弦バスウッドベースアップライトベースダブルベースアコースティックベースなどなど、それぞれの音楽家がそれぞれの名称で呼ぶ。 さらには、ベースフィドルなどという少々強引な名前も存在する。

オーケストラの場合はチェロ、ビオラ、バイオリンと同じく弓で弾くのが基本であるが、ジャズに代表されるように現代音楽ではピッチカート(指で弦をはじく)での奏法がほとんど。

電気的にアンプで増幅するベースギターはコントラバスと同じ4弦で調律も一緒だ。 コントラバスもしくはベースギターは、「音程のベース」「リズムのベース」を受け持つ重要な役割を果たしている。 オーケストラではもちろんのこと、現代の音楽でも必需品なのだ。

ベース
混んでるバス
遠い昔、高校生のころ。私のバンドでウッドベースを使っていた(コントラバスとかいう高貴な名称は使わない)。 こんな高価なものを買う金なんぞないもんだから、地元 T高校のマンドリン部のウッドベースを事あるごとに借りていた。 メンバーのひとりがマンドリン部の部長でもあったもんだから、2台あるうちの1台を微妙に内緒で借用していたのですわ。

当時、車の免許はないし、当然自家用車とかいう運搬具も持ちあわせているはずがない。コンサートなんかをやるときにゃバスで移動だ。 ウッドベースは人間ひとり分より少々デカイ。 デカくても私たちメンバーは乗客の迷惑をかえりみず、ギターやバンジョーやウッドベースを乗合バスに持ち込んだ。 混んでるバスに コントラバスってな具合。
その頃は、運転手の他に車掌さんとかいうおねえさんが乗車口にいた時代。車掌のおねえさんからは、若者の迷惑この上ない行動をとがめられたこともないし、追加料金請求もなかった。 なんか、ほら、古きよき時代というやつですかな。
あっ! もう一つ 若いころのことを思い出した。 「混んでるバス」の続き・・
もしも「レレレのおじさん」が ベーシストだったら ....

エレクトリック・アップライト・ベース | ベースギター

私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
gakki jiten