楽器事典 がっきじてん
グラス アルモニカ Grass armonica
グラス・アルモニカ
ガラスのコップをいっぱい並べてあってクルクルと回転している。 そこに濡れた手で触れるとクォーンというかキュイーというか表現が難しいけどもそんな音がする。 グラスアルモニカはこんな仕掛けだ。
この楽器を作ったのは、凧をあげて雷は電気だと証明したことで有名なベンジャミン・フランクリン。
このイラストは、回転ハンドルでガラスコップを回すものだが、回転を与える仕組みは他にも色々ある。 はずみ車の勢いでまわすもの、足踏み式のミシンのようにクランクシャフトで回すもの、電気モーターで回すものなど。

ちなみに、アルモニカ(Armonica)はイタリア語。英語で言うハーモニカ(Harmonica)のことで、もともとの語源はどちらも調和という意味だ。 だから、グラスハーモニカともいう。



ベンジャミン・フランクリン

私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
gakki jiten