コラ
Kora
ネックが付いているので、ギターやバンジョーなどと
同じリュート属のように見える。
だけど、これはハープの仲間だ。
背の高いブリッジの両脇に2列の弦が張られていて、
左右2本の握り棒をそれぞれ持ちながら指ではじく。
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デッカイ瓢箪（ひょうたん）を半分に切断した胴に牛やヤギの皮をはってある。
弦は皮革を使っていたようだが現在ではナイロン弦が主流。チューニングはネックに巻きつけたヒモで調整するが、バイオリンのようなペグが付いているものもあり、
ペグ付きコラはネックにペグが20個ほどズラっと並ぶ。
ちなみに、ピアノの白鍵の音を右に、左に半音の黒鍵の音という配置をして西洋平均律でチューニングすると、現代ポップス音楽にも充分対応できる楽器になるね。
でも、コラはとても神聖なる楽器で、演奏するのはグリオと呼ばれる職業音楽家だという。なので、こんな邪道なことは許されないのだろうな。
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私家版 楽器事典 ／ 楽器図鑑
gakki jiten
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