楽器 名前一覧
オカリナ Ocarina
オカリナ
イタリア語でocaとはガチョウで、rinaは小さいという意味らしい。
ためしにgoogleで「イタリア語優先検索」にしてocaで画像検索したら、カモやアヒルやが出てきた。 念のためイタリア料理も調べてみたocaとはアヒル、とある。 まあ、ガチョウでもカモでもアヒルでもいいか、形としてはよく似てる。ocarinaとは小さなアヒル。うん、まあ、そんな感じ。

楽器としての特徴はなんと言っても土でできていること。焼き物だ。土でできていても土管楽器ではなく、フルートやリコーダーと同じ木管に分類されるんだろうな。
強く吹きすぎると、ピェーとう甲高い音と空気が抜ける音が混ざって滑稽な音色になる。優しく吹いて、力まずにね。

オカリナは、 壺状楽器(つぼじょうがっき,ベッセルフルート,vessel flute) という分類になる。音のでる仕組みは「ヘルムホルツ共鳴」とか「ヘルムホルツ振動」とかいうらしい。

壺状楽器は「つぼ状の容器内の空気が空洞共振を起こすことによって発音する楽器」と、ある。 管の長さによって音程が決まるフルートやリコーダと違って、空洞の大きさと穴の大きさ(穴の合計の大きさ)によって音の高さが変わる。
だから、フルートやリコーダーと同じ木管楽器の仲間だとするのは間違いなのかな。さあ、わからない。


陶器・土で できている楽器

私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
gakki jiten