キハーダ Quijada キハーダはキューバの楽器。 たたく、または歯の部分を擦って音を出す たたくと独特の音が出る。楽器というか、効果音というか・・・時代劇で突然現わる主人公！・・・「♪カーー・・・」という音。「♪ ビビビーン」と聴こえるかもしれない。 だれしもが聴いた音であるが、どんな楽器が鳴っているのか想像しにくい。実はこれだ。馬の骨。顎（あご）の骨。乾燥させて奥歯ガタガタ。 素性不明なものをあざけるように「どこの馬の骨だか分からねえ」とかいう言い回しがあるが、キハーダはどこの馬の骨だか分かる。繰り返すが顎の骨だ。 骨を使わずに、同じような音を出すことができるようになっているのがビブラスラップだ。 ビブラスラップ 「どこの馬の骨かわからない・・・」 馬の骨：語源由来事典 私家版 楽器事典 ／ 楽器図鑑 gakki jiten