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クンヅー(クンドゥ)
Kundu
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パプアニューギニアの太鼓。
細長い砂時計型のドラムでヘッドは片面で底は穴が開いている。
ヘッドはトカゲの革を張ってあるらしい。
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クンドゥドラムのサイズやデザインはさまざま。
ドラムの長さは30cmくらいから、1mをこえるものまでいろいろ。
デザインは、楽器の作者や地域によって意匠があるようだ。ドラムの最も狭い部分にハンドルが配置されていたり、口を開けたワニ、人間の顔、ダンサーなどの浮き彫りが施されたりする。
ドラムヘッドはトカゲの皮やポッサムの皮が使われる。
現地の人にとって、クンドゥの音は「精神」の声を表していて、葬儀などの宗教的な行事、新しい家や舟の進水などの行事に使用される。
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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