スロバキアのネック付ハーディーガーディー。
手回しハンドルでホイールを回転させて弦をこするが、キーで弦長を操作する複雑な仕組みは組み込まれていない。
演奏を手助けする仕組みが取りはぶかれると、演奏習得が難しくなるが、演奏の技術は活かされる。指で直接弦を押さえるのでビブラートやポルタメントも可能となる。
このネック付きハーディーガーディーであるスロバキアのニニェラは、構造が単純なので演奏者の個性が存分に活かされるというわけだ。