音叉 おんさ 音叉は、Yの字の形をした標準音を出す器具。 チューニングフォークというくらいであるので、ギターの調弦に利用することが多い 。 軽くたたくか、指で二本の棒をつまんではじく。それだけでは音はしない。音はしているのだがほとんど聞こえない。 ギターの胴、机の上、床の上など、硬いものに押し当てると増幅されて プ〜ン という音がする。 また、柄の部分を噛むと、骨振動で音が聴こえる。噛むと両手が使えて便利 ・・・・ この音に合わせて調弦するのである。 ギターのピックアップシステムのコントローラー部分 チューナーも付いている ギターの調弦に利用することが多いとはいえ、ギターの表面板から直接音をピックアップするシステムがあり、このシステムには、チューナーも内蔵されている。 中学生の時、理科の授業で初めて見た木の共鳴箱と一体型の音叉。 同じ周波数の音叉を二つ用意して、片方をプーンと鳴らすともう一方もプーンと鳴る。共鳴の実験だね。 また、違う周波数の音叉を二つ同時に鳴らすとウワン・ウワン・ウワンと唸りが生じる。 私家版 楽器事典 ／ 楽器図鑑 gakki jiten