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ラワープ
Rawap
ラワープは、新疆ウイグルやウズベキスタンなどで使われている弦楽器。
弦の数は3弦のもの、複弦で6弦またはそれ以上のものなど色々な種類があり、大きさも様々。ボディは丸っこくて底は半球形になっており、表面には蛇の皮を張ってある。
楽器は胸のあたりに構えて丸いお椀形のボディを右腕に乗せるようにして、手首を「ネコの手」みたいに曲げ、クネクネしながら弾く。
メロディを弾くのはほとんど1弦(1コース)しか使わない。
新疆ウイグルは、中国の自治区ではあるのだけれど、私達が知っている東海岸の中国とはずいぶんと異なる。新疆ウイグルの楽器はアラブ圏の影響を大きく受けているようだ。おそらく、ラワープという名もラバーブが語源であろう。
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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