楽器の名前リスト
バタドラム
Bata drums
バタドラムは、大きさの違うヘッドを持つ両面太鼓。キューバの宗教儀式で使われる太鼓だけれど、ジャズやポピュラー音楽にも使われるようになった。
2つのヘッドの大きさが違う両面太鼓は多いが、バタドラムは直径で2倍ほどの差があるものもあり、極端に違う。横置きにして右手で低音面、左手で高音面をたたく。
上のイラストのように、大・中・小の3つの太鼓をセットにして演奏することが多く、6つの違うピッチを駆使して演奏することができる。 3つの太鼓ファミリーには、それぞれ名前が付いていて、 大きいのが
イヤ
(iya) 、 中くらいのが
イトレテ
(itotele) 、 一番小さいのが
オコンコロ
(okonkolo)。
元祖バタドラム と モダンな作りのバタドラム
元祖バタは、西アフリカのヨルバ(Yoruba)民族の両面ドラム。このバタドラムはアフリカのドラムをモダンな作りにしたもの。
ヨルバ族の太鼓
いろんな太鼓
私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
がっきじてん