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ドシプルール
Doshpuluur
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ドシプルールは、モンゴルの北にあるトゥバ共和国の弦楽器。
台形で箱型のデザインはモリンホール(馬頭琴)とそっくりだけど、ドシプルールは弓奏楽器(弓でこする)ではなく撥弦楽器(弦をはじく)だ。弦は標準では3本。
共鳴胴の表面はヤギの皮やヘビの皮を張り付けてあることが多い。皮張りの撥弦楽器ということで、
トゥバン・バンジョー
などと英名で紹介されたりもするが、どちらかというと
日本の
三味線
に近いデザインだ。
表面は松材で作られているものもあり、こうなると、弦の数は違うがほとんどモリンホールと同じ作りになる。
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表面板が木製のドシプルール
音響ボディの表面が皮張りではなく松材でできているドシプルールは、弦の数は違うものの、ほぼ モリンホール(馬頭琴) と同じ作り。
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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