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カヴァル
Kaval
カヴァルは、ブルガリアの楽器。
縦笛であるが、他の縦笛にはない特徴がある。
それは吹き口の部分に音を鳴らす仕組みを作っていないということ。リコーダーならラビュームとかエッジとかの仕組みが組み込まれていて吹けば鳴るようになってる。尺八やケーナは切り込みが入っていて、その切り込みがエッジになっていて音が出やすいようになっている。
で、カヴァルはというと、何もない。吹き口は丸く筒状になっているだけ。この吹き口の端っこに息を吹き付けて音を出す。音をだすのは相当難しいらしい。そりゃそうだろう。
しかも、カヴァルは、本体を少し右に向けて筒の端の横をめがけて息を吹き込む。尺八やケーナは上下方向に角度をつけるが、ガヴァルは横方向に角度をつける。
ちなみに、出口に近いところに孔が2つ開いているが、この孔は指で押さえる孔ではない。
尺八
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ケーナ
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ナイ
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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