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ガムランの楽器

ボナン Bonang
小さな「こぶ付きゴング」を並べてある。
ボナン

ゴング アグン Gong Ageng
架台に吊り下げた大型(1mほど)の「こぶ付きゴング」。
ゴング アグン

クンプル Kempul
架台に吊り下げた中型(50cm前後)の「こぶ付きゴング」。
クンプル

クトゥ Ketuk
こぶ付きゴング単体。
クトゥ
クンピャン Kempyang
クトゥと一緒に使う。
クンピャン

クノン Kenong
大きなゴングを備えている
クノン

ガンバン Gambang ガムランで使う木琴
ガンバン

グンデル Gender
軽い響きで長い残響がある。薄い金属板の鉄琴。
グンデル

スルントゥム Slenthem
薄い金属板の鉄琴。低音。グンデル・パヌンブンとも。
スルントゥム

サロン Saron
ガムランで使う青銅の鉄琴。重圧な響き。
サロン

クチェル Kecer
2セットのシンバルが組み込まれている。
クチェル kecer

クンダン Kendang ジャワ、バリのガムランで使う太鼓。
クンダン

チェレンプン Celempung
ジャワのガムランで使うツィター属の弦楽器。
チェレンプン

ラバーブ Rebab


ラバーブは中近東、インド、東南アジアなどに広く分布している。形状はそれぞれ地域によって違い弦をはじくもの弓で擦るものがある。

これは、ガムランで使う弓で弾くラバーブ。ガムランの場合は ルバブ と発音するほうが正しいかもしれない。
ガムランで使うラバーブ(ルバブ)

ガムラン
こぶ付きゴング鉄琴太鼓/弦
ボナン
ゴング・アグン
クンプル
クトゥ/クンピャン
クノン
ガンバン
グンデル
スルントゥム
サロン
クンダン
チェレンプン

ラバーブ

ガムランはインドネシアやその周辺の代表的な合奏形態。ジャワやバリ島などの地域によって独自の発達を見せている。
メロディを奏でることができる打楽器(旋律打楽器)が中心の東南アジア流オーケストラだ。いわゆる木琴や鉄琴の類、ゴングの類などがあるが、それぞれ大きさや形によって名前が違う。このページで紹介している楽器は、ほんのわずか一部分。
ジャワやバリなど地域ごとに独自の様式を発達させてきているので楽器の種類や演奏形態は変わるが、大小様々に30種類もの楽器を並べて演奏することもある。
また、ガムランは、楽団で使うこれらの楽器を総称しての名称でもある。


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私家版 楽器事典 / 楽器図鑑 / ガムラン
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