世界の民族楽器


楽器名 気鳴楽器 ジャバラ/ふいご バグパイプ 笙(しょう)
笙 (しょう) の仲間
笙はいったい どこで生まれたのだろう

中国南部の笙
 ルーシェン

中国、雲南省や貴州省のルーシェン。漢字で書くと蘆笙。
大小様々な大きさがあり、サクソフォンでいうならソプラノからバリトンまで揃っているというところ。演奏姿勢も 吹き口が長いのでちょうどサクソフォンを吹くような感じになる。

ルーシェン(盧笙)


ミャンマーの笙

瓢箪(ひょうたん)に葦を差しこんである。原始的は東南アジアの笙のほとんどは匏(ふくべ、瓢箪)を使っている。

ミャンマーの笙

ベトナムの笙
 M'buot
ベトナムのM'buot

ラオスの笙
 ケーン
ラオスのケーン
ラオスのケーン

ボルネオの笙
エンクルライ


ボルネオのエンクルライ
ソンポトン

ボルネオのソンポトン

中国の笙 シェン
日本の笙 しょう
中国のシェン 日本の笙
笙はどこで生まれたのだろう。
日本の笙は、むかしむかし、中国からやってきた。中国が笙の故郷か・・・・いや、ちがうだろう。もっと南。東南アジアあたりで筒にリードを組み込むフリーリードのアイデアが生まれたに違いない。

中国は中国でも南の雲南省からミャンマー、ラオス、ベトナム、タイ。そして、ボルネオ島・・・東南アジアには、ここで紹介した楽器以外にも、もっともっと、様々な形や大きさや音程も違う笙がいっぱいあるのだ。
笙の故郷は東南アジアに違いない

フリー リードの楽器
アコーディオン
キーボード ハーモニカ
コンサーティナ
シンフォニウム
トウフラッパ
ハーモニカ
ハーモニウム
バンドネオン
メロフォン
リードオルガン
レガール
ローラーオルガン
フリーリードの発音原理は金属や竹でできた薄い長方形のリードを振るわせる方式。管の長さに関係なく、リードそのものの固有振動で音程が決まる。 これらのフリーリードの楽器は多くはヨーロッパの楽器であるが、発音原理は東アジアで生まれた笙の仲間を真似て作ったに違いない。
チャールズホイートストンが作ったシンフォニウムなどは、息を吹き込む穴が口をベタッとくっつける形状になっている。 これは、フリーリードのアイデアと一緒に中国のシェンのデザインを取り入れたのだろう。

私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
gakki jiten