チャケー
Chakhe / TaKhe
タイの弦楽器。長さ140cmくらいの木の共鳴箱に3本の弦を張ってある。ビリビリという音を響かせるための「サワリ」がついている。
抱えて弾くのではなく床に置いて演奏する。現代版チャケーは鰐(ワニ)には見えにくいが元祖チャケーは鰐の形をしていた。
タイの音階は7等分平均律
西洋の音階は1オクターブをが12等分されていて、その最小単位は「半音」になっている。日本人もふくめ、この音階が幼いころから脳みそに染み付いている。和音を形成させるにもとても便利な音階である。
ただ、西洋のドレミファソラシドがすべての音階ではない。アラブ諸国の音階、インドの音階などはもっと細分化されている。
このチャケーは、タイの伝統的な音階で1オクターブを7つに分けている。西洋流のドレミが染み付いている我々には異質に聴こえる。
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元祖チャケー
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カチャピ
アパラチアン・ダルシマー
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コムンコ(玄琴)
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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