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ゆみ(弓)
Bow

その昔「弓」は本当に「弓」の形をしていた。
張力を強くということで、だんだんと反り返った形になり、現代の弓は長さも精一杯長い。

馬のシッポ
毛の部分は馬のシッポの毛。モンゴルあたりの白馬のシッポがいいようだけど、べつに白馬でなくても音は出る。 釣り糸(テグス)でも大丈夫なようだが、馬のシッポは細かいギザギザ(キューティクルかな)があって、やっぱりこれが、まあ、ちょうどいいアンバイのようだ。

松脂(まつやに)
馬の毛には松脂を塗る。
rosin 松の樹液を精製して作ったもので「ロジン」という。粉にしたものは、床の滑り止めや野球のピッチャーのロジンバックに入れてある。
バイオリンなどの弦楽器用には4センチほどの大きさのカタマリで、ちょうど「べっ甲飴」みたいな半透明。甘そうである。

レベックの弓 バイオリンの弓 バイオリンの弓 バイオリンの弓
左が古い時代
右が現在の弓

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gakki jiten