楽器一覧
ロート・タム Roto tom

ロート タム / roto tom

ロート・タムはシェル(胴)がない片面太鼓。
全体は円形のフレームで支えられており、このフレーム全体を回転することによって音程を変化させることができ、演奏中でも音程変化ができるという特徴がある。 タムタムの代替などで使用でき、運搬やセッティングも比較的簡単。ただし、音は小さくて深みに欠ける。

ヘッドの皮 全体をいっきに締め上げることができる構造はオーケストラで使う近代的なティンパニと似ている(ティンパニはペダルを脚で踏み込んで調整する)。

ドラムのサイズはヤードポンド法
ロートタムは、小さめなもので6インチ〜大きなものでは14インチ位。ドラムセットに組み入れたりして複数並べて使うのが一般的。バスドラムとして使う場合もあるので、その場合はもっともっと大きい。
さて、この「インチ」である。
現在の日本では、計量法の規定により「インチ(ヤード・ポンド法)」そのものを公取引に使えない、となっていて、テレビやモニターでは「○○型」とかいう表現になっている。 でも、たまにインチが堂々と表現されていたりする(公取引・商取引というのは、10インチあたり100円です・・・なので 30インチで300円です、というような商品があるのなら、そういう場合 のことを言うのかもしれない。だったら規定に違反しているわけでもないのかな)。
ともかく、アメリカ生まれの製品はインチ基準で生産されている。コネクタのピンピッチや半導体の脚のピッチなどもそうだね。コンピュータのディスクや、テープレコーダのテープの幅もそうだ。
そして、楽器のドラム。この大きさはインチ基準で作られている。 6インチとは152.4mmのことで14インチとは355.6mm。たしかに、インチ単位で生産されているのでメートル法に直して表すと細かすぎてややこしい。なのでインチの数値のまま表現するのはいたし方なしと思われる。

インチで規格が出来上がっているのにメートル法に作り直すことはとても大掛かりな作業になるだろうな、制作治具やら、制作プログラムやら、人の教育やら、カタログの総入れ替えやら、販売する価格の影響やらで、ひとつの商品nだけでも大変だ。
というわけで、全世界がメートル法に統一しようよ、という流れの中で大国アメリカはヤードポンド法を使っている。
ちなみに、1インチは「25.4mm」であって「約25.4mm」ではない。本来は違う出処の単位なので、スッキリとした数値に換算できないのだろうけで「1インチは25.4mmmです」と決めちゃったんだろうな。

私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
gakki jiten