私家版 Web楽器事典
楽器事典の目次

楽器の形

ネックのある弦楽器
丸い形
三角の形
四角い形
アーモンドの形
ハンマーの形

太鼓の仲間


四角

音響ボディが四角い弦楽器。
四角といっても、少し丸みを帯びていたり、台形だったりする。ほぼ四角い弦楽器ということで。

ラバーブだけが「エジプトの・・・」と断りが入っている。これは、ラバーブはイスラム圏の楽器が起源で世界中に広がり、この名前が使われているため、ラバーブといっても形は多種多様。 そんな中でエジプトにもラバーブがあって、これは、まるで油絵のキャンバスのようで長方形だ。
胡弓
胡弓(こきゅう)

サーランギ sarangi
サーランギ

エジプトのラバーブ rabab
エジプトのラバーブ

ソー・ピープ Saw peep
ソー・ピープ

タラワンサ tarawangsa
タラワンサ

モリンホール(馬頭琴)morin khuur
モリンホール

クルース crwth
クルース

ディルルバ dilruba
ディルルバ

マセンコ masenko
マセンコ


三味線
三味線 ドシプルール Doshpuluur
ドシプルール
ゴッタン gottan
ごったん ダンダイ dandai
ダンダイ

通常「リュート属」は、撥弦楽器(弦をはじいて音を出す)を指す。「有棹楽器」とも呼ばれるように、棹(ネック)があって弦が震える有効長を変えることができるようになっている楽器だ。
弓奏弦楽器(弓でこすって音を出す)にも棹(ネック)があって同様に音程を変えることができるものがある。ここでは、「リュート属」を広い意味にとらえて、弓奏楽器も一緒に載せた。
楽器の歴史 私家版 楽器事典 / 四角い形 胴体が四角の形をした弦楽器