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ブシウム
Bucium
森林の多い山々での通信や、犬を使って羊を誘導する際にも使う
ブシウムはルーマニアの楽器。木製の長いラッパ。
木の皮で作られているようで、見た目より軽いのだろうか。ベルの部分は地面に置かずに、全体を持ち上げて吹く。
羊飼いの人々が山岳での遠距離通信や羊の誘導に使った。用途としてはスイスのアルプホルンと似ている。
Buciumはルーマニアではラッパを意味するが、
ヨーロッパでは buccinum とか Buccin とか大型の巻貝を意味する単語がある。おそらく日本の法螺貝と同じく「巻貝」という単語が「ラッパ系の管楽器」を表すようになったのだろう。
ブシウムは木でできているけれども、ラッパの仲間なのでくちびるを震わせて鳴らせる。なので分類するならば金管楽器になる。
他にも 長い長いラッパ
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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