駅鈴
えきれい
大辞林では「律令制で駅使や公用の使者に対し下付された鈴」とある。
1000年以上もの昔、もちろん自動車なんぞなかった時代、馬に駅鈴をつけて駅馬使用の許可証の役目を果たしていたようだ。使者の位によってデザインが違う。
陶器でできているのは、現代のおみやげ用であって、本物は鋳造(いもの)で作られている。
驛[エキ]
驛(現代では駅)という漢字ができたのは昔むかしのことであるので「電車のステーション」のことではない。
そりゃそうだ。
驛は、使いの者が馬に乗って旅をする時の宿場、馬継ぎ場のことである。
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鰐口(わにぐち)
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金属製の鳴り物
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私家版楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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