信号ラッパ(ポストホルンとビューグル)
ポストホルン(郵便ラッパ):
18〜19世紀頃のヨーロッパで乗馬による郵便がその出発・到着を知らせるために使われていた。
合図のラッパであったが、バルブが取り付けられ金管楽器としてのコルネットになった。
コーチホーン (coach horn) とも呼ばれることもあるが厳密には 異なる。coach は、馬車のことで、馬車での信号用ラッパとして使っていたので郵便専用ではなかったようだ。
本来のコーチホーンは円形に丸めておらず直線のデザインだった。
ビューグル/信号ラッパ/軍隊ラッパ:
ビューグルは、信号を遠くへ伝える道具として用いられたラッパ(喇叭)だ。
主に軍隊で使用された軍隊ラッパ。
ピストンバルブがついているポストホルン
ロータリーバルブがついているポストホルン
信号用ラッパとしての当時のデザインの形状を変えず バルブを組み込むことによって楽器として改良されている。
コルネット