ソー・サム・サイ
Saw sam sai
ソー・サム・サイはタイの弓奏楽器。
弦は3本で、本体の胴はヤシの殻で表面にはヤギなどの皮を張ってある。
胴から伸びた棒(エンドピン)を床に立てて演奏する。
タイの伝統的な合奏「マホーリー」では主役の楽器として使われる。
- ピーパート
(Pi phat)
-
ラナートやコンウォンなどの旋律打楽器を中心としたタイ古典音楽の代表的な合奏形態。
金属打楽器のチンや太鼓のタポーンなどのパーカッション、ピーというダブルリードの縦笛も加わる。
舞踊の伴奏や儀式の音楽として演奏される。
- クルアンサーイ
(khrueang sai)
-
タイの弦楽合奏形態。ソードゥアン、ソーウー、チャケーなどの弦楽器で構成され、縦笛のクルイや、打楽器のチンなどが入る。
- マホーリー
(Mahori)
-
タイ古典音楽の合奏形態。ピーパートとクルアンサーイを合わせた合奏で、ソー・サム・サイが中心の楽器として加わる大規模な楽団。
|
ソー・サム・サイを演奏する女性
私家版 楽器事典
/
楽器図鑑 gakki jiten
|