ハワイの楽器
楽器の名前 一覧
ウクレレ Ukulele

ウクレレは、小さくて持ち運びに便利だし、4弦なので比較的簡単に和音(コード)を弾くことができるので唄の伴奏にも気軽に使える。 値段も手頃なのがいい。

一般的にウクレレと呼ぶ時は一番小さな「ソプラノ・ウクレレ」を指す。 ソプラノの他に「テナー」「アルト」「バリトン」がある。アルトはコンサートウクレレとも呼ばれる。

弦楽器の共鳴板はほとんどスプルース(マツの仲間)を使っているので、表面が黄色っぽいというか、明るいオレンジ色というか、そんな色になる。 だけど、ウクレレの表面は暗くて茶色いね。 ウクレレの素材はハワイ原産のコアという木(アカシアの仲間)が使うからだ。ただ、このコアという木、なかなか入手困難になっているらしいのでマホガニー材でも代用しているようだ。

ウエストがくびれたウクレレのほかに、パイナップル型と呼ばれている長丸の胴を持つものもある(この背景のおねえさんが持っているのがそれ)。

ウクレレ(ukulele)

ウクレレはもともとヨーロッパの楽器。
ポルトガルからの移民が持ち込んだブラギーニャを
ハワイで独自に改良を加えた。

イズ(IZ)
イズ (IZ)
イスラエル・カマカウィオ・オレ(Israel Ka'ano'i Kamakawiwo'ole)
ハワイ出身のウクレレプレイヤー & シンガー。通称イズと呼ばれている。340kgを超える巨体で、その巨体から出る歌声は甘く魅力的。
1959年5月生まれ、若くして1997年6月に亡くなったが、世界中で現在でも伝説的な人気がある。

元大相撲力士の小錦(タレント・ミュージシャンとして konishiki)も、イズの歌ったバージョン「虹の彼方に(Over the Rainbow)」を持ち歌にしている。

私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
gakki jiten