
銅鑼
どら

ドラ焼きはこの銅鑼から付いた名前だろう。
「銅鑼に形が似ているから」「銅鑼で(銅鑼みたいな鉄板で)焼いたから」といろいと説があったとしても
この銅鑼がドラ焼き命名の起源のようだ。
では、働きもせず金ばっかり使う「ドラ息子」はどうか。
野良猫がドラ猫と発音されるようになり、転じてグータラ息子をドラ息子というようになった説。バカ息子は金ばかり使うので、鐘(かね)をつく、つまり 金を尽く からきた説。どちらかというと金を尽く説のほうが洒落っ気があっておもしろい。
「ドラえもん」のドラは野良猫→ドラ猫からかもしれないが、ドラ焼きは以上のごとく諸説ある。
こんなこと、のび太は知らない。
銅鑼はタムタムともいう。
ドラムセットに組み込まれている膜鳴楽器の太鼓もタムタムというので紛らわしい。区別するためにドラムセットの太鼓はトムトムと呼ぶこともある。
だから、タムタムは銅鑼であり太鼓でもあるが、トムトムは太鼓である。
・・・・いよいよ紛らわしい。
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雲鑼(ユンルオ)
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半鐘(はんしょう)
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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