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チャランゴ
Charango
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チャランゴは、南米のアンデス周辺の民族音楽*で使われている弦楽器。
南米には、スペインから渡ってきて、現地で独自に発展した楽器が多いがチャランゴもそのひとつ。
小さくて片手でヒョイと持てる大きさ。
胴体の背中部分はアルマジロ甲羅を使っていたようだが、現在は木製がほとんど。
アルマジロより木のほうがいい音がするようなので、アルマジロも安心して生活ができるというものだ。
弦は10本で、2本づつが組になっている5コース。
チャランゴより大きめの楽器でロンロコ、小さめの楽器でワライチョがある。
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ロンロコ
Ronroco
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ワライチョ
Walaycho
(Hualaycho)
*
フォルクローレ(Folclore)
フォルクローレは、アンデス山脈周辺の国々の民衆音楽。
もともとは、民族伝承全般を指す言葉(folk lole)だったようだけど、大衆音楽・民族音楽という語意に置き換わり、スペイン語としてのフォルクローレはアンデス山脈周辺(ボリビア・ペルー・エクアドルなど)の合奏形態や楽曲を指すようになった。
フォルクローレで使う楽器は、このページの
チャランゴ
をはじめ、管楽器の
ケーナ
や
サンポーニャ
などが代表的。
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私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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