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ダウル
Davul
ダウルはオスマン・トルコ時代からの伝統的な大太鼓。もともとは軍楽隊で使用され、馬やラクダの上で演奏することもあった。
ダウルとズルナ
Davul and zurna
ダウルは、中東あたりで使われている両面ヘッドの大太鼓で、地域によって呼び名は色々。davul はトルコの呼び名で、太い木製のバチと細い棒のようなバチでたたく。
太いバチは深い低音で、もう一方の細いバチでは高めの音を出す。
トルコでは、ダウルのサイズは通常、直径60cmから90cmほどで、低音域のヘッド側には牛革を、高音域には山羊皮を使用していることが多い。
アッシリアの人々の伝統では
ズルナという管楽器
と共に演奏され、めでたいイベント(例えば結婚式などでも)で活躍している。
私家版 楽器事典
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楽器図鑑 gakki jiten
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