ジャンベは西アフリカの代表的なドラム。 通常は立ったままの姿勢で、ドラムの細い部分を脚の間にはさんで素手でたたく。
皮が薄いので(ヤギの皮らしい)高域の倍音が多いのだろう、甲高い音がする。特に端っこを叩くとキャンキャンとも聴こえる高い音。 ただし、手のひらや指などの叩く部位や、ドラムヘッドの端っこと真ん中辺りではずいぶんと違う音が出る。真ん中あたりを叩くとドーンという低音になる。
ジャンベように、底部分が細くなっている片面太鼓は ゴブレットの形 とも表現され、アジアにもこの形のドラムがある。
ジャンベは、今や西アフリカのドラムというより、全世界の代表的な楽器として使われている。