楽器一覧(弦鳴楽器)
ドタール Dotar / Dutar
ドタール dutar
イランからウズベキスタン、新疆ウイグル自治区にかけて使われている弦楽器。
底が丸い洋梨形のボディ。 細長いネックには移動できるフレットが巻かれており2本の弦が基本。「do」は two で「tar」は string なので、楽器そのまま「2本弦」という名前だ。 ただし、名前はそのままで 弦は3本、4本に追加されているものもある。
さらに、アフガニスタンには 共鳴弦を複数張ったドタール もある。

ロシア カザフスタン ロシア連邦のトゥバ共和国 モンゴル 中国・新疆ウイグル自治区 中国 朝鮮半島 日本


ヘラティ・ドタール Herati Dutar
アフガニスタンのヘラート地方のヘラティドタール herati dutar
アフガニスタンのヘラート地方でよく使われている
共鳴弦を備えたドタール
ペルシャ語で「2つの弦」を意味するドタールだけど、アフガニスタンにはヘラティ・ドタールとう共鳴弦を追加しているものがあり、14〜15本の弦を備えている(メロディ用弦が1本、低音弦が3本、共鳴弦が10本など)。


私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
gakki jiten