楽器の名前リスト
ラバーブ
Rabab / Rubab
アフガニスタンの
ラバーブ
ラバーブはイスラム圏を中心にエジプトを含む北アフリカ、東南アジアにも伝わっており、撥弦(はじく)、弓奏(弓でこする)のいずれもこの名を受け継いでいる。 ただし「ラババ」「ルバブ」等、少々名前が変化しているけどね。
アフガニスタンのラバーブは、弦をはじくタイプ。
エジプトのラバーブ
アフガニスタンのラバーブは撥弦楽器だけど、ラバーブの名を受け継いでいるのは弓奏楽器のほうが種類が多い。エジプトには何種類かの形状の違うラバーブがある。エジプトではラババと呼ばれるようだ。
アルジェリアのラバーブ
アフリカ大陸の北部、地中海に面する地域、アルジェリアのラバーブ。
インドネシアのラバーブ
インドネシアの伝統的な楽団ガムランで使われているラバーブ
床に垂直に立てて演奏するスタイルであり、他の楽器とは異なる構造をしている。 インドネシアは、西アジアとは遠く離れているが、イスラム圏ということで、楽器の名前を引き継いでいる。
モロッコのリバーブ
モロッコなどに住むベルベル族(Berber)が愛用している楽器
モロッコで使われている1本弦の弓奏弦楽器。 弦は90度回転した方向から本体に伸びている。ネックは綺麗な石などで装飾されていることが多い。
私家版 楽器事典 / 楽器図鑑
gakki jiten
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